COLUMN

※記事内の社名はリリース発表時点でのものです。

住宅購入

いい中古マンション選んではいけない中古マンション?

 

Q. 中古マンションの安全性の見分け方を教えて。

A. マンションの損傷の状態を見る目安の一つに、
クラックスケールがあります。
一般に0.5mm以上は要注意です。

一般にクラック(コンクリートのひび割れ)は、太さ0.5mmが分岐点と言われています。
それ未満のひび割れについては、コンクリートの性質上やむを得ない場合も多く、建物の劣化にはすぐ影響するとは考えにくいものです。
しかし、0.5mm以上になって来ると注意が必要です。
中古マンションを見る際にクラック(ひび)を見つけた時は、専門家はクラックのスケールを使って確認します。クラックスケールでヒビの幅を確認するとともにそのヒビが建物に何ミリの深さで入っているかを確認するのです。
「はじめての中古マンションセミナー」では簡単に「永くつきあう中古マンションセミナー」ではより詳しく中古マンションを選ぶ時に注意すべきポイントをお伝えしています。

このクラックを確認する方法としてクラックスケールを使わず0.5㎜芯のシャープペンシルを使って確認するなど私たちでも出来るチェック方法をお伝えしています。

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Q. ホームインスペクションてなに?

A.2018年4月より、中古住宅を販売する際には、
第三者による住宅診断(ホームインスペクション)についての説明と、、
斡旋の可否を告知することが義務付けられています。

ホームインスペクションという言葉をご存知でしょうか。
2018年4月から施行された宅地建物取引業法改正で中古住宅の売買においてホームインスペクションの活用について説明することが宅建業者に義務付けられました。
2017年度にはニュースで幅広く取り上げられましたのでご存知の方もいらっしゃるかもしれません。

ホームインスペクションというのは、簡単に言うと第三者による住宅診断です。
中古マンションなどの成約数の拡大に伴い、より安全な中古住宅の流通を目指した制度です。
義務化の対象となっているのは中古住宅のみで、新築住宅は含まれていません。

また、義務化されたのはホームインスペクションの実施でありません。
あくまで、「ホームインスペクションというサービスがありますよ」
「私たちは住宅診断ができる第三者を斡旋できます」
あるいは「できません」という告知が義務付けられたのです。

では、実際のホームインスペクションの活用状況はどうなのでしょう?
実は、あまり積極的に採用されていないのが現実です。
というのも、住宅を診断するには検査費用と売主の協力と理解が必要です。
売主の方にとってまだ馴染みがないこともあり、
①粗探しをされるのは嫌だ
②居住中の部屋の中や床下・天井裏などを長時間かけて検査されるのは精神的に負担が大きい。
等の理由で拒否されることが多いのが現状です。また、購入するか分からないものにコストを掛けることを 嫌がる購入検討者が多いのも確かです。
とはいえ、これは中古住宅を購入する方にとって望ましい方向性だと思いますので 今後普及して気軽にインスペクションが受けられるようになると良いですね。

 

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