COLUMN

※記事内の社名はリリース発表時点でのものです。

暮らしのコラム

安心リフォーム
- 床の仕上げを変えて、お部屋のイメージを一新。
爽やかに夏を過ごしませんか? -

夏は裸足で歩くことが増え、床材が気になる季節です。素足で触れる感触が心地よいものや、健康に配慮した安全な床材を選ぶと、より暮らしが快適になるのではないでしょうか。また、住まいの印象は床材によって大きく変わります。リフォームで選んだ床の色で、爽やかな空間にも温かみのある空間にも創り変えることが可能です。
マンションのフローリングリフォームを行う際に気をつけたい床下の構造やフローリングの種類、各メーカーより発売されている新しいフローリングの機能等を要約してご紹介します。

図


■マンションの床フローリングの構造

普段はフローリングに覆われて見えない床下の構造部分。マンションの床下構造には、「直床(じかゆか)」と「二重床」の2種類があります。直床は、コンクリートの上に直接遮音フローリングを張っているもので、二重床は、床下のコンクリートとフローリングの間に空間があるものです。
フローリングの張り替えや床暖房の新設などをご検討の際は、床下の構造により施工方法や費用に違いが出てきますので、あらかじめお住まいの仕様書をご確認いただくことをおすすめします。

図

■フローリングの種類

フローリングは、大きく分けると「無垢フローリング」と「複合フローリング」の2つの種類がありますが、リフォームの際に多く用いられるのは、機能性の高い複合フローリングです。
複合フローリングとは、天然木を加工した無垢フローリングと異なり、基材の表面に化粧材を張り合わせたものです。化粧材に薄く削った天然木を用いた「単板(突き板)タイプ」と、特殊加工の化粧材を張った「化粧シートタイプ」に分類することができます。

単板(突き板)タイプ

天然木を0・3〜1㎜程度に薄くスライスした「突き板」と呼ばれる単板を、基材に張り合わせたフローリングです。
天然木はオーク、ウォルナット、メイプルなどを使用。木目が美しく、木の風合いを楽しむことができます。また、湿度や温度変化に強く、施工後も割れたり反ったりする心配がほとんどありません。

図


化粧シートタイプ

オレフィン製・樹脂製などのシートに、木目や石目、抽象的な柄などをプリントしたものを基材に張り合わせたフローリングです。
精巧に木目や石目が再現されており、品質や仕上がりが均一で、施工性に優れていることが特徴。お手入れがしやすく、天然木に比べて手ごろな価格帯が魅力です。

図


■さまざまな機能のご紹介

フローリングには、生活のさまざまなシーンで活躍する機能を備えたものが数多くあります。部屋の用途によって優先される機能は異なりますが、なかでも特に機能性が求められる水まわりに適した「耐水・水濡れ配慮機能」と、感染症対策の面で安心の「抗菌・抗ウイルス機能」をご紹介します。

耐水・水濡れ配慮機能

水分はフローリングの劣化につながりやすいため、キッチンやトイレ、洗面所など、水はねの多い場所は、耐水・水濡れ配慮機能を備えたフローリングがおすすめです。
水に強く、汚れが染み込みにくい表面加工がなされているので、お手入れも簡単。常に清潔さを保つことができます。

図


抗菌・抗ウイルス機能

フローリングは、手や足が直接触れる場所なので細菌やウイルスなどの存在が心配です。
また、空気中を漂った細菌やウイルスなどは、夜間にフローリングに落ちてきて留まります。
抗菌・抗ウイルス機能を持ったフローリングは、お住まいを衛生的に保ち、より安全・安心な生活空間と暮らしの実現に貢献します。

図


■その他のフローリングリフォーム

フローリングリフォームには張り替えの他に、「重ね張り(上張り)」という工法があります。既存のフローリングの上に、新しいフローリングを重ねて張っていく工法で、解体工事の必要はありません。そのため、施工時間が短く、解体費やゴミ処分費がかからないのでコストを抑えることができます。
また、下地の高さを調整することで隣の部屋や廊下との段差の解消にもなります。

図


■安全・安心のリフォーム&リノベーション

その他のポイントとして、お住まいのマンションの管理規約で、フローリングの遮音等級を定めている場合もございますので、実際にフローリングリフォームを行う際には確認が必要です。


■施工事例のご紹介

あなぶきグループのホームライフ管理では、マンション管理規約、区分所有法を遵守した、安全・安心のリフォームをご提案しています。リフォームをご検討の際は、ぜひ当社へお気軽にお問い合わせください。
※昨今の世界的な木材の供給不足(ウッドショック)の影響で、価格改定やご納品・施工までお時間をいただく製品がございますことをご了承ください。

図

ダークブラウンだったフローリングを明るいホワイト系にリフォーム。暗い印象だった玄関が明るく、爽やかな印象に。LDKも併せて同じフローリングに。H様が選んだネイビーのアクセントクロスが空間を引き締めています。


図

左側のキッチンの床材は大理石調のフローリング。明るく清潔感があり、水や油はねにも強い。同じ床材で隣室の洗面室もそろえています。


図

オークの突板タイプのフローリングに貼替。ワイルドながらもグレーの壁紙で上品な空間に。

キーワード